積丹のツアーの際に、よく見られる生き物達を紹介したいと思います。
まずは、魚達です。

北海道ではアブラコ（一般的にはアイナメ）と言います。
僕は関東にいるころからアブラコが釣れると「刺身」または「昆布〆」にして「生」で食べています。
初夏のアイナメは意外と脂が乗っていて、淡白な中にも少し「魚らしさ」が出るので「焼き物」。
小さいものは「ムニエル風」や「味噌焼き」なんぞにすると旨いです。
冬は鍋に入れてもいいし、大きなものは切って素揚げにしてあんかけなんぞにすると「つまみ」にも「おかず」にもなる魚です。

北海道では、ガヤ（一般的にはエゾメバル）と言います。
旬の時期には箱にあふれんばかりのガヤが市場に入って来ることがあります。
他のメバルより少し安めなのですが、量が凄い。
この旬の時期の大量のエゾメバルがまるで「ガヤガヤ」と大騒ぎしているように見える事から「ガヤ」と呼ばれるようになりました。
もちろんこの場合の「ガヤ」はただ単にうるさいという意味ではなく、地元の魚に対する愛情や愛着を持って呼ばれているものです。

30センチを優に超すサイズは「あっさりと上品な」味わいがあり、こりこりとした食感と相まって飽きの来ないお刺身になります。
また、メバル系のお魚ですので煮付けや唐揚げも美味しい魚です。

皆さん後存知のイワシですが、最近は不漁が続くサンマ漁を補う目的で近海イワシ漁が新たにスタートしたところもあるようです。
北海道産イワシは、サイズが２０センチ前後と他産地では希少な大型が多いのが特長の一つで、本州に比べて水温も低いため「皮の下には雪のように白い脂がたっぷり乗っている」といろんなところから耳にします。
イワシはいろんな食べ方がありますが、脂が乗ったイワシは、シンプルに刺身や焼いたイワシが僕は最高に美味しいと思っています。

番外編です。

ゆらゆら揺れるクラゲを見ていると、なんだか癒されますよね。
全国的にはクラゲのいる水族館があったりしてまるでアートのような美しさに驚きです♪( ´θ｀)
クラゲは水に浮いて漂っている浮遊生物、つまりプランクトンであり
「遊泳能力がないか、あっても弱いため、水の流れに逆らえず、水中で浮遊生活を送る生物」と定義されています。‌
実はクラゲは自力で泳いでいるというより水の流れに沿って漂っているのですね〜。‌
傘をリズミカルに動かすことで泳いではいますが、この行動は体液を循環させる目的もあります。‌
クラゲは泳ぐ力がほとんどないというこの事実だけでもびっくりですね！‌

オーシャンデイズ 積丹支店では、海のアクティビティとして、クリアカヤックやシュノーケリングをしておりますので、機会があれば、是非遊びに来ていただき、いろんな海の生物をご覧になってくださいね(^O^)／

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